レズ風俗法律相談Q&A『教えて!弁護士ばやし先生!』第六弾「入店時の登録料問題」

2022年10月25日

レズ風俗法律相談レズ風俗レズっ娘グループ代表『御坊』が、風俗トラブルに強いグラディアトル法律事務所所属弁護士ばやし先生(@_devilsadvocate)こと若林翔先生に質問していく法律相談Q&Aコラムです。

第六弾となる今回は、第五弾『風営の届出店(性風俗店)と無届店』で、少しご紹介しました男性セラピストを女性のお客様に派遣する女性用風俗(いわゆる”女風”)等で伏在的に問題になりはじめている「入店時の登録料問題」についてお聞きしてみました。

※参照 男性セラピストになるには登録料(講習料)が必要? (2022年6月1日『女性用風俗の男性セラピストさん側の労働問題のお話とか』レズ風俗代表ブログ)

以前、個人的に女性用風俗について調べたところ

入店希望者に登録料を徴収するだけでお店自体が存在しない明らかな詐欺業者や登録料を徴収するだけで登録後のサポートをほとんどしない事業者も存在するようです。

また、調べていくと、研修代、撮影代などと称し

登録料を徴収する”レズ風俗”グループも

数年前から存在しているそうです。

※なお、レズ風俗レズっ娘グループは、講習費や撮影代、検査費用などの入店時のキャスト登録料は一切必要ありません!すべてお店が負担しますのでご安心下さい!

入店時の”登録料”は違法?

Q1、撮影代、講習費、検査代など具体的に求人ページなどに明示しているお店や講習費、登録料とだけ提示しているお店、なかには登録料について提示していないお店もあるようです。こうした登録料は法的に問題ではありませんか?

A1、講習費や登録料等をセラピストやキャストに対して請求すること自体は違法ではありません。
ただし、これらの費用について、契約の内容になっていたのか、契約の際にどの程度の説明があったかによってくると思われます。

レズ風俗でも登録料!?

Q2、あるレズビアン風俗グループでは、求人ページには登録料の説明が一切されていないのにも関わらず、面接の際にはじめて登録料(撮影代、講習代など)と称して、面接官に要求されたと聞きました。求人ページに登録料が明記されていない場合の悪質性について教えてください。

面接時の急な金銭要求は悪質!

A2、面接の場で不意打ち的にこのような金銭を要求をされる場合、先ほど申し上げた説明が足りていない可能性が高いといえます。そういう意味では、悪質性は高いということができます。

アイドルの事例

A2、また、アイドルの事例ですが、指定のレッスン場との間でレッスン契約を求められることがあり、その際に金額等契約の内容をしっかりと説明していない場合、重要な事項を説明しなかったとして、契約の取り消しクーリングオフが認められる場合もあるようです。

消費者庁も類例を紹介しております。

自販機でたまに見かけるあの広告

Q3、よく自動販売機に貼られているある広告の会社では、登録料ではなく、女性を紹介するごとに【仲介料】という名目で金額が発生するという記事を見かけました。こうした広告やこうした仲介料は法的に問題はありませんか?

A3、業務の内容によります。紹介される業務が有害であれば、職安法違反となります。また、この場合も説明が足りていない場合、契約を取消すことができる可能性があります。
そもそも女性を紹介する気もないにもかかわらず、仲介料名目で金員だけを受け取る目的であれば、詐欺となる可能性もあります。

登録料詐欺は戦後から存在!?

特に女性用風俗の歴史を追ってみるとこうした登録料詐欺と呼ばれるケースは戦後からあるようです。

※参照 女性用風俗における『登録料詐欺』の歴史(2022年6月1日『女性用風俗の男性セラピストさん側の労働問題のお話とか』レズ風俗代表ブログ)

Q4、登録料詐欺の被害に遭わないためにはどういうことに気を付けたらよいですか?

A4、登録料詐欺で、何度も登録料や紹介料名目で金銭を詐取され、大金を失う方もいらっしゃいます。まずは、得体の知れない相手との間で、契約をしないことだと思います。

また、契約をするに際しても、納得のいくまで、疑問点に関しては解明していくほうが良いと思います。

登録料でトラブルになる事例

トラブルになる事例は、多くの場合、不意打ち聞いてなかったというようなパターンだと思いますので、しっかりと契約内容を確認することが肝要かと思われます。

また、先払いで多額の金銭を要求してくる場合には、詐欺の可能性が高いので、注意をしてください。

登録料は返還できる?

Q5、契約内容にもよるかと思いますが、こうした業者から登録料を返還させることは可能なのでしょうか?

A5、重要な説明をしていなかった場合や、そもそも詐欺であったという場合は、法的には返還請求は可能かと思われます。

ただし、一度渡してしまったお金を取り返すのは非常に難しいので、まず納得のいかない登録料を支払うことはしない、という自己防衛をしっかりさせていくべきかと思います。

ーありがとう御座いました。

登録料を払ってでも”自分のやりたい仕事”かどうか

これにつきるかと思います!

特に女風(女性用風俗)は年々、店舗数も増え、それに伴いセラピストの人数も増えております。

入店時に登録料を徴収する理由については、各店様々ないいわけ理由があるようですが…

8割がお茶ピ

お茶ピとは、”お茶”を引いているセラ”ピ”スト。つまりセラピストが稼げていない状態。

現代の女風業界では『8割がお茶ピ』といわれており

この登録料の徴収を売上のメインとして運営している業者も既にたくさん存在しているかと思います。

このままだと近い将来、”9割がお茶ピ”といわれる可能性もあります。

レズ風俗業界でも今後、登録料問題が増えるかと思います。

悪質レズ風俗店にご注意ください!

レズ風俗業界では、どこのお店でもネットに顔出ししようが、SNSで24時間性別や年齢もわからない相手とDMでやりとり(無報酬労働)しようが、正直なところ、スグにお客様からご指名がつくかについてはお約束できません。

求人に記載してない「登録料が必要」は悪質

面接時に不意打ちに「入店するには金銭が必要!」と求人ページに記載していない金銭要求されたら、その場で払うのは危険です!

もし、支払ってしまった場合は契約書などを確かめてください。取り返せる可能性もあります!

一度、弁護士事務所にご相談ください!

「顔出しできますか?」は運営の怠慢

ちなみにですが

レズ風俗での面接時に「顔出しできますか?」というワードが出たときも注意してください。

キャスト側からは身バレのリスクがあがりますし、一度ネットに公開した情報はデジタルタトゥーとしてほぼ永久的に消すことが出来ません。

経験上、はっきりいって

顔出ししたからといって指名が増えるということはありません!

キャストのネット上の顔出しは単純に、運営側には一切リスクがなく、キャストが代わりに身バレのリスクを負うだけですので、個人的には「運営は無能です!」と宣言しているだけだと思ってます。

レズ風俗キャスト応募は、登録料&顔出し一切不要!

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御坊でした

・協力 グラディアトル法律事務所